くどうはUCOのフラットパックM ファイヤーピットを使っています。
我が家のキャンプで初めての焚き火台です。
数ある焚き火台の中から比較検討した結果フラットパックを選びました。
実際に1年ほど使用してみて、今では我が家のキャンプスタイルに手放せない焚き火台となっています。
そんな個人的におすすめなUCOフラットパックを選んだポイントと購入までに比較した焚き火台を併せて紹介します。
見た目、手頃な価格、軽量コンパクトな設計
UCOフラットパックはノートのように閉じた状態から開いて使う折りたたみ式の焚き火台です。
商品の主なスペックは次の通りです。
使用サイズ:34×25.4×28.5(W×D×H)cm
収納サイズ:37.5×27×3.5(W×D×H)cm
本体重量:1.45kg(ケース収納時1.75kg)
材質:ステンレス
価格:7,150円
そのほか:収納ケース、専用網付属
付属品は販売時期によって違うことがあります。
フラットパックの魅力はまず手の出しやすい価格帯であることと、そのデザインです。
閉じた状態から開いて簡単に設置が完了します。
また重量も比較的軽く、収納ケースに収納するとちょうど回覧板くらいの大きさになるのでパッキングしやすいのも特徴のひとつです。
事前に調べたところ、燃えの良さにも定評があり、購入を検討した焚き火台の最有力候補でした。
逆にデメリットについても調べました。
幅が34cmとやや狭めなので、キャンプ場の薪や市販されている大きな薪だとはみ出すことがあります。
これに加えて付属の網が使いづらいという問題があります。
付属の網は両端を焚き火台に嵌めて、全体を覆ってしまうので、料理をしながらだと薪を追加しにくい構造になっています。
デメリットではありますが、この問題を解決できればパフォーマンスの高い焚き火台になります。
購入にあたって比較した焚き火台
焚き火台の購入にあたって、UCOのフラットパックと比較したのは次の焚き火台です。
今や定番のスノーピーク焚火台M
焚き火台を検討する上で多くの人の候補に挙がる焚き火台と言えばこれではないでしょうか
本体のみの価格は13,860円ですが、利用するならベースプレートと炭床がセットの焚火台Mスターターセットを選びたいところです。
スターターセットの価格は21,780円です。
また本体重量だけでも3.5kgと重く、焚火台ベースプレートMが1.3Kg、炭床Pro Mが2.4kg、ケースが480gとトータル約7.7kgと重量級です。
ソレイユの丘でスノーピーク焚火台Mスターターセットとグリルブリッジをレンタルして使用しましたが、ずっしり重く、車載スペースの確保や持ち運びに苦労しそうな印象を受けました。
しかし、初めての使用で説明書などなくても組み立てができるのはさすがスノーピークです。
この焚き火台の魅力はアタッチメントの豊富さなど拡張性のよさにあります。
製品自体の品質がよく、勢いよく燃えるというよりは熾火(おきび)に近い落ち着いた印象の焚き火を演出してくれます。
車の積載に余裕があって、重い荷物の持ち運びに苦労しない体力があるなら買いだと言えます。
スノーピーク焚火台にはS、M、Lの3サイズがラインナップされていましたが、2021年6月には新たに焚火台LLが発表されました。
実物を見ましたが迫力満点の特大焚き火台です。
軽量級で人気のピコグリル398、760
スノーピークが重量級焚き火台だとすれば、軽量級の代表とも言えるのではないでしょうか。
ファミリーやグループではなくソロキャンパーに愛用者が多いピコグリルは、小さい398が畳めばA4サイズ程度で重さ448gと抜群の携行性を誇ります。大きい760は収納サイズがA3程度で重さは1318g(本体749g, 五徳174g, スピット94gx2, 専用袋207g)となり、サイズの割にはやはり軽量と言えます。
価格はそれぞれ398が14,000円、760が18,000円または23,000円となります。(幅があるのは販売店によって付属品が違うため)
ピコグリルのメリットは軽量でありながら大きな薪もくべやすい設計になっており、加えて耐久性の良さもあります。760はダッジオーブンも載せれると謳っています。
デメリットとしては、本体が地面に近いため、熱で芝を傷めてしまいます。
対策として焚き火シートやトレイなどを使ってベースプレートのように敷く必要があります。
ファンが多いベルモントTABI
ピコグリルが軽量級なら、ベルモントの焚き火台TABIは超軽量級です。
素材にチタンを採用していて、本体重量は驚異の423gです!
ベルモントのTABIはバラバラのプレートを嵌め合わせて組み立てる方式を採用しています。
解体すればピコグリルのようにフラットに収まります。
価格も11,000円と手を出しやすい価格に抑えられています。
ただ、実際に商品を見ると網の高さが低く、火に近すぎる印象です。
こちらも大きな薪をくべやすい設計になっています。
また、ピコグリルと同様に地面への熱が伝わりやすいのでベースプレートなどの対策が必要です。
上に挙げた4つの商品を次の表にまとめました。
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