UCOの焚き火台フラットパックファイヤーピットの焼き網を使いやすくして最強焚き火台に!

解決する方法としては網の位置をシンプルにまっすぐ垂直に持ち上げる、それだけです。

最初に試したのはエアプランツを提げる用?のピンチを使って底上げしました。

適度に高さが出て、一見うまくいったように見えましたが、実際は横方向の力に弱く、スキレットなどの重量のあるものを置くと簡単に崩れてしまいます。

単純に高さを出すだけの課題を複雑にしている要因は本体の角度です。
焚き火台の淵が垂直の壁で構成されていれば、垂直に高さを上げるのはさほど難しいことではありません。
フラットパックの場合は本体の淵が外に向かって斜めで、そのまま延長すると大きく外側に開いて垂直に高さを上げることができません。

そのため、本体に差し込む部分は斜めで、網を保持する部分は垂直に伸びている、そんな形状が必要でした。

そこで適当なものはないか、なるべく安価で誰にとっても入手が容易な商品で解決できないかを念頭に100均やホームセンターなどを探し回りました。
本当にそんな都合の良い形の商品が、しかも手頃な価格で見つかるのか半信半疑でした。

しかし、ひと月ほど探し回った結果見つけることができました!
しかも価格も1本110円とお手頃中のお手頃価格です。

ついに発見したのが冒頭で紹介したキャンドゥーのステンレス水切りラック用ふきんハンガーです。

ドラえもんみたいに「水切りラック用ふきんハンガー」ってひみつ道具風に言いたくなる便利アイテム

本来は水切りラックの淵に提げて使用するための形状ですが、引っ掛ける部分の形状や幅、ふきんをかける部分を水切りラックから少し距離をとるために斜めについた角度など、まさに求めていた形状です。
見つけた自分も褒めてやりたいくらいすごいなと驚くくらいでしたが、探すと実際に見つかる100均の商品ラインナップの幅の広さは本当にすごいと思います。

また、長さも30cmとフラットパックのために作られたと言っても過言ではないくらいベストです。

実際にフラットパックに着けてみるとこのとおり、垂直方向へ持ち上がり、ちょうどいい高さと薪をくべる空間ができました。
100均の焼き網を乗せて使うこともできます。使用後に燃やすゴミとして捨てることができるので後片付けが楽になります。(ゴミの分別については自治体によって定められた方法に従ってください)

素材は3mmのステンレス製の丸棒で、商品には耐荷重200gとあります。
2本使用で耐荷重400gが安全なラインと思われますが実際の使用方法と異なりますので、あくまで目安程度に考えてください。

実際にスキレットで料理をしたり、ケトルでお湯を沸かしたりと耐荷重より重い物を載せて使用を続けていますが、今のところ問題はありません。(※付属の網使用。あくまで個人の感想です)

ただ、さすがにダッジオーブンは無理そうです。
ふきんハンガーが折れるより先に、フラットパックの足の付け根の溶接部分が壊れてしまう可能性が高いと考えられます。

使用にあたっての注意点

コメント